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2012年1月

ミソゲキ観劇感想

ゲネ観劇でのツイートをまとめた簡単な感想です。

■A組

ゲボゲボ『今日も平和』

何十年に一度、森の動物たちが一番の「かわい子ちゃん」を選ぶ総選挙、
実はそれは人間への生け贄を選ぶものだった…という話。
見た目に楽 しい衣装やパフォーマンスが素晴らしい、だけじゃなく、
最終的に選ばれたのが余所者ってところが村社会のブラックさも孕んでいてニヤリとした。

牛乳地獄『超妖精人生』

主宰桐原くんの一人芝居。何役もを演じ分ける彼の魅力には誰もが夢中になったと思う。
演じ分けの仕方(基本は全身で立ち位置まで変えるのにた まに声だけ入れちゃうとか)をより丁寧に作ったり、
後半の疲れを気にさせずに観客を引き込む見せ方の工夫をできたら、
もっと魅力的になったと思う。

虚構オメガ『雨垂れは心に遠く』
マシンガン、アテレコとも凝っているけど、さらなる手法の進化も期待。
あわせるために丁寧に動いているのが物語に集中するなら吉とも凶とも なると感じた。
身体と声の感情をいっそもっとずらしてもおもしろいかも。
アテレコだからこそ激しい動きとか、アテレコマシンガンとか。

電光石火一発座『108』
「108」というタイトルで、冒頭、除夜の鐘響く中、鵜飼さんが下手につき、花道から現れる吉川さんが彼女と過去を思わせる会話をして 舞台奥にはけていったので、
「なるほど!彼女の過去の108の男達が走馬灯のように通り過ぎていくのだな!」
と思ったら全然違ったwww

鳴り響く除夜の鐘の音と、溢れかえる人ごみの中に充満した煩悩。
一年の終わりだから、と簡単に消化できないくすぶった想いを抱えて、人はまた一年、想いを積み重ねて生きていくのだと沁みる作品だった。
烏丸との現代口語演劇の地域・年齢の比較も個人的には面白かった。

烏丸ストロークロック『秘密の夜、焼べる二人』
登場人物同士の人間関係で終わらない社会的な背景を思わせる舞台設定と、
シリアスに展開する中で「笑っちゃいけないのにおかしい」笑いのなじませ方に、
地域性と世代の違いを見て大変興味深かった。
自然でありながら見せる演技をする役者さんはさすが。



■B組

【room16】は映像も途中からしか見れていないので割愛、
【チェルシイとバニーガール】も映像で大事なフリップが見切れていたので割愛させていただきます。
どちらも面白そうだったので、きちんと見れず残念…!

孤独部『生活』
映像でしか見れていないのですが…
ワンルームに集まった4人の男達、実はそれぞれの19〜30歳のそれぞれの頃の1人の男。
彼らが自分の近況を 思い出話のように話すやりとりは、
誰もがある「わざわざ人には言わないけど、自分には重要なもの」に焦点をあてた
やさしい作品でした。

ういろっく『短編 褪せた鳥』
その道のプロが集まるユニットらしい、衣装・歌・踊りの素晴らしさはさすが!
上演時間の短さと会場の狭さに世界観が納まりきらなかった感が残念。
でもその振り切った感じに勝手に東京の風を感じました。本公演を観たくなります。

オレンヂスタ『後藤くんを待ちながら』
無難にまとめたと言われますが、脚本的にはかなり挑戦で、
特に前半は説明を極力排除していたので、観客には不親切だったかもしれない。
でも その分観客それぞれの持っているものに響いて欲しいとの思いあっての構成だった。
俳優の演出は、各俳優の生に合わせすぎた感はあったかも。


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2011年を振り返る【観劇編】

あけましておめでとうございます。

ミソゲキを終えて、あっという間に新年2日。
ごろごろ過ごしてばかりもあれなので、昨年をちょっくら振り返りたいと思います。

まずは【観劇編】
1年の観劇作品羅列からの、ベスト3セレクト。

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